貯金が苦手な方におすすめなお金のため方7選

2023年12月16日

はじめに

貯金を貯めるのが苦手・・という方もいると思います。

かく言う私も20代の頃は、全くお金が貯まらない性質でした。

まず、お給料が出たら、家賃や光熱費、ショッピングローンなどもろもろが引かれます。

残った部分で、ランチや洋服、コスメ等を買っているとあっという間に貯金するお金はなくなっています。

銀行で定期積み立てを月々5000円程度設定していましたが、給与口座と同一口座のため、気づいたら赤字で定期預金分まで使っている・・

というのが普通でした。

しかしあることを初めて、貯蓄体質に変えることができました。

ここでは私のように貯金が苦手な方でも貯蓄体質に変えられる方法をお伝えします。

積立分を先に引いてしまう

ポイントの1つ目は、貯蓄したい金額を先に決めて、その分は給与から先に引いてしまう仕組みを作ることです。

私は、積立保険に加入をし、クレジットから自動的に引かれる仕組みを作りました。

残った分で、家計の予算を組み、その範囲内で生活する習慣を作りました。

保険以外でも、以下のような積立制度を利用すると、積立分を先に引く仕組みが簡単に使えます。

現在は、私も積立NISA、個人型確定拠出年金、会社の積立年金、持株会、個人年金保険とほとんど積立分を先に引く仕組みを活用しています。

個人型確定拠出年金(iDeCo)を活用

個人型確定拠出年金iDeCoとは、毎月一定額を積み立てて、預金や債券、株式などの投資商品に入れられる仕組みです。

iDeCoの詳細はこちらhttps://www.ideco-koushiki.jp/

国民年金基金連合会ホームページ

iDeCoは毎月、設定金額が口座から引き落としされます。

決まった金額が、引かれる、すぐに引き出しがしにくい為、貯蓄体質を作るのに適した方法です。

基本的に60歳にならないと受け取りができません。

最低額以上であれば、金額の変更は可能ですが、申請が必要なため、手続きの手間があります。

基本的には老後資金の貯蓄、節税目的で加入するのがお勧めです。

新NISAを活用する

新NISAは2024年からスタートする、今注目の非課税制度です。

新しいNISAは、積立枠年間120万、成長投資枠年間240万円、最大で1800万円までが、非課税で積み立てられる制度です。

成長投資枠は現物株などの一括投資も可能ですし、積立でやりたければ、投資信託の積み立て買付も可能です♪

こちらも毎月、設定金額が、証券口座から積立されます。

また、最近ではクレジットカード支払いで積み立てをできる証券会社も出てきています。

決まった金額が引かれる、引き出そうと思えばできますが、一回投資信託を売却しないと、現金化できないため、貯蓄体質を作るのに適した方法です。

金額変更もネットで簡単にできるため、流動性のある運用です。

ただし簡単に変更、やめられる、売却もできてしまうため長期的に積み立てる目標があるときは、なるべく引き出しをしないで、辛抱強く続ける必要があります。

選択できる投資信託の信託報酬も安くなってきており、厳選された優良な投資信託が選択できます。

今のところ積み立てで投資するならこちらが一番優位な制度で、使わない手はない制度になります。

会社の積立年金制度を活用する

会社で積立年金制度がある方はぜひ活用をお勧めします。

給与天引きで、毎月一定額、ボーナス時一定額が天引きされます。

一般的には60歳以降に年金で受け取るのが通常ですが、入用の際は、申請し、引き出しも可能です。

ただし、引き出すのに、申請が必要なため、引き出しにくい、毎月給与から天引きされるため、残った金額で生活する習慣を作るのに適した制度です。

減額等の変更も年に1度程度対応してもらえます。

会社の持株会を活用する

会社の持株会がある方はこちらも活用するのがお勧めです。

給与天引きで、毎月一定額、ボーナス時一定額が天引きされます。

会社により、10%程度の奨励金がつきます。例えば10000円で設定した場合、奨励金で1000円上乗せで購入してくれます。

株のため、市場価格により変動しますが、10年〜20年長期的に勤める予定の会社であれば、ドルコスト平均法で、平準化した価格で購入が可能です。

換金するには、基本100株以上になった際、市場価格での売却ができます。

一度売却をしてしまうと再加入はできません。

基本的に引き出しが難しいため、余裕資金でやると、自然と貯蓄できる仕組みができます。

ただし、株のため、市場価格により、元本割れのリスクはあります。

減額の対応も年に1度程度可能です。

会社の財形貯蓄制度を活用する

給与天引きで、一定額貯蓄ができる制度です。

住宅財形貯蓄、一般財形貯蓄、年金財形貯蓄の3つがあります。

住宅財形貯蓄は、住宅の購入資金や、増改築の資金で使う際は、税金が免除になります。

利息は大手銀行の定期預金の利率程度のため、あまり利息は付きません。

ただし給与天引きから一定額を積み立てる仕組みは作りやすいため、他の仕組みで余裕資金があれば活用するのもいいかと思います。

貯蓄保険(個人年金、終身保険等)を活用する

できれば、上記1〜5を活用した上で、余裕資金があれば活用するのも1つのアイデアです。

一定金額がクレジットカードから引き出されるため、積立の仕組みは作りやすいです。

ただし、10年〜15年元本を割れてしまうため、すぐに使う資金には使えません。

また、特に円建てのものは他の投資商品に比べても運用利率は低いため、優先度は低めです。

また、途中で引き出しや、減額等の変更がしにくい点もデメリットです。

減額や払済み等による変更は可能な商品も多いですが、開始から短い期間で、減額等してしまうと元本を割れるリスクがあります。

海外の保険を活用する

こちらは一般的には販売はされていませんが、海外のエージェントを通して、海外籍の投資信託等を購入する方法です。

一定額をクレジットカードから引き落としされるので、積立の仕組みは作りやすいです。

ただし、為替の影響を受ける点、満期まで20年程度かかるため、長期的な計画が必要です。

気軽に始めてしまうと、元本を割れてしまう、途中解約がしにくい等のデメリットもありますので、注意が必要です。

最低金額以上であれば、減額等の対応をしてもらえます。

ポイントはちゃんと長期的に対応をしてくれるエージェントを選ぶことです。

途中で連絡が取れなくなってしまうエージェントを選んでしまうと、英語で自分で手続きしなければならず、非常にハードルが高くなってしまいます。

日本では2024年から新NISA制度がスタートします。

わざわざ海外の商品を選択しないで、日本で全世界に投資できる手段があります。

基本的には新NISAの活用をおすすめします。

まとめ

共通しているのは、自分が生活費等を使う前に、一定額を引いてしまう仕組みを作る点です。

積立金額は

・将来の目標貯蓄金額

・現在の手取り収入等

を考えて、一度家計の予算を設定し、無理のない範囲で設定してください。

一度設定金額を決めたら、途中変更はしにくい商品もあるので、金額の設定には余裕を持った設計、途中変更も可能な流動性のある方法での設定をするようにしましょう。

一度積み立ての仕組みを作ってしまったら、あとは半分は忘れて?とにかくどんな時も継続♪することです♪

また、入金金額を増やすためには、キャリアアップや副業なども検討していきましょう♪

若い時からこの仕組みを作ってしまったら、老後資金の心配はすることはなくなります。

はやめのうちに準備してみましょう♪